在宅医療と訪問看護

超高齢化社会が進む日本。日本人の4人に1人が高齢者という社会を迎え、高齢者に対する介護の問題が、大きくローズアップされています。
看護師にとっても、この「超高齢化社会」に対して、必要とされる役割が変化してきています。
それは、介護現場での看護。在宅医療を支える看護。
今まさに、看護師の職場は、病院から家庭へと、大きな広がりを見せているのです。

在宅医療を支える看護師の役割

高齢化の進展に伴って、患者さんの高齢化も進み、長期入院の増加、国民医療費の増大、病院の対応等、様々な問題が起きています。
こうした流れの中、高齢者の世話や介護を家庭で行えるようにする、「在宅医療」が推進されています。

老人保健法の改正によってはじまった、老人訪問看護制度
この制度が広まって、各地で老人看護ステーションが解説されるようになっています。
老人訪問看護ステーションでは、家庭で療養している高齢者の方を、看護の専門家が訪問し、かかりつけの医師の指示の下、 介護に重点を置いた看護活動を行います。

本人や家族が、住みなれた場所にいながら、安心して療養できるような時代になっているのです。
こうした施設が、「訪問看護ステーション」と呼ばれるものです。

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