臨地実習

臨地実習とは?

臨地実習とは、学外に出て、大学の附属病院やその他の様々な医療・保健に関連した施設で行う実習のことをいいます。
1年次から始まって4年次にかけてその質、量ともに充実していきます。患者さんに接することで、学内で学んだ理論や技術を実際に体験し、 看護の実践に必要な知識・技術・態度を習得することを目的に行なわれます。

具体的には、実習指導者(病院などで実際に働いている看護師)や学校の教員の助言のもとで、患者さんを1人1名受け持ち、 看護を展開していきます。

看護系の学校では、カリキュラムの4分の1が、この臨地実習に充てられます。

臨地実習の実際

実習といっても、いきなり病院内で、現役の看護師と同じような働きが出来るわけがありません。
現場の看護師は、1人で何人もの患者を担当していますが、臨地実習では、前述の通り、1人につき1人の患者さんの世話をするのです。

実際の患者さんとのコミュニケーションを通じて、学校で学んだ看護を実践し、また、机上では分からない現場の看護を体感できます。
非常に緊張する実習になりますが、看護師の資格を取るためには通らなければならない道であり、この先、看護師としての自分の将来像が、 より鮮明になるということもあります。

臨地実習から学ぶことは、非常に多いので、積極的に患者さんとコミュニケーションを取ることが大事です。

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