面接

看護学校の入学試験で行われる面接試験の目的は、学科試験では分からない、本人の適正や熱意を見ることです。看護師という、 責任の重い仕事を目指すので、看護師にかける思いや熱意、意欲を知ってもらえるように、頑張りましょう。

■関連記事 看護学校受験対策講座

面接形式について

面接試験は、学校によってその形式が様々です。ここでは、代表的な面接形式を紹介します。

■個別面接
受験者1人に対して、面接を行います。面接官は、1人の場合や複数の場合など、様々です。
面接時間は、5分から15分程度です。面接官の質問に対して、受験者が答えるという形式で進められます。

■集団面接
受験者も面接官も、複数人で行われる面接です。
面接官の質問に対して、受験者が一人一人順番に答える形です。受験者数が多い学校の場合、面接時間を短縮する目的で、 この集団面接を行う場合もあります。

■集団討論
複数の受験者でグループを作り、与えられたテーマについて討論を行う形式です。
面接官は、その討論を、横で聞き、自主性や協調性を見るというものです。
時間は30分から120分程度までと、他の面接に比べて長いのが特徴です。

個別面接と、集団面接が、一般的ですが、最近では集団討論も増えてきています。

面接よくある質問

面接は、面接官の質問に対して答える形式になりますが、「必ず」といって良い程、聞かれる質問があります。事前に対策を練ることで、 当日は緊張せずに答えることができますので、以下に紹介します。

1.志望の理由
どうして、この学校を選んだのですか?

2.併願校
他に受験している学校は?
もし、複数の学校に合格したら、どうしますか?

3.自分のこと
あなたの長所は?
健康状態は?

4. 学校生活
クラブ活動はしていましたか?

5.入学後
通学時間は、どのくらいかかりますか?

6.社会問題、医療問題
最近のニュースで、印象に残ったものは?

などです。
看護学校の面接は、答えの優劣を重視するのではなく、「人物考査」の色合いが強いのが特徴です。
看護師の仕事が、人と人とのコミュニケーションの上に成り立つものなので、とりわけ人柄が重視されるのです。

評価内容は、

・清潔感
・明朗性
・礼儀正しさ
・落ち着き
・協調性
・寛容性
・表現力
・理解力
・熱意
・誠実

などです。

スポンサードリンク